輸血・細胞療法部

輸血・細胞療法部は、血液内科医師、臨床検査技師、臨床輸血看護師で構成されています。

私たちの役割の一つは、ドナーさんからの末梢血幹細胞採取で、安全かつ快適なアフェレーシスをサポートしています。また、非血縁ドナーさんの骨髄を投与前に処理（赤血球除去や血漿除去）したり、臍帯血の保管管理なども行っています。さらに、移植後再発に対するドナーリンパ球輸注に際してのリンパ球採取や、急性GVHDに対する間葉系幹細胞療法（テムセル）の管理と調製など、造血幹細胞移植に関連する細胞を一括して管理しています。

もうひとつは血液製剤の管理です。特に造血幹細胞移植では、移植後に血液型が変わることがあります。診療科医師と密に連携して、血液型の変わる患者さんに対する血液製剤の選択を管理しています。造血幹細胞移植は、多量の輸血を必要とする治療です。患者さんの安全な移植に貢献できるよう、縁の下の力持ちとして移植患者さんをサポートしていきます。

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