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入院棟西2階

入院棟西2階

入院棟西2階 看護師長
宮地 恵子(みやじ けいこ)

画像:宮地 恵子

患者さま、ご家族のみなさまへ

大切なお子さんが移植を必要とするご病気になられ、移植に関する治療がどのようになるのか、移植後の生活やこどもの成長発達はどうなるのか、先の見えないご不安な思いを抱えられていると思います。

入院棟西2階では主に小児を対象としており、赤ちゃんから思春期まで、年齢も病気も様々な方が入院されています。スタッフは子どもが子どもなりに理解して治療に向かえるような支援を多職種で連携して検討しています。また、子どもが子どもらしく過ごせるように保育介入があることや、院内学級へ登校し学習支援が受けられることも特徴です。ほかにも、付き添いをされるご家族への支援や、家族と離れて過ごしている兄弟支援などにも取り組んでおりますので、看護師をはじめスタッフに遠慮なく相談してください。

移植中は、特別な感染対策が必要となったり、食べやすい食事の内容へ変更するなど、お子さんの年齢や個別性に合わせた療養生活の工夫が必要となります。看護師はお子さんに応じた支援を検討し、必要があれば関連部門と連携を行います。特に、お子さんのことを一番よく知るご家族との協働は欠かせません。一緒にがんばりましょう。

医療職者のみなさまへ

当病棟の医師・看護師・保育士・そのほかのメディカルスタッフは、定期的なカンファレンスを開催し、多職種で連携を行っています。子どもや家族の笑顔や成長発達の喜びを共有しながら治療に取り組んでいることも魅力の一つです。また、看護部門としては、パートナーシップ・ナーシング・システムを導入しており、看護師間で相談・確認しながら確実なケアを提供することができたり、若いスタッフは経験豊富な先輩の知識や技術を実践的に学ぶことができています。

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