造血幹細胞移植後の妊娠・出産に関する調査研究
私たちの研究「造血幹細胞移植と妊娠・出産に関する調査研究」では、移植を受けた患者さんが妊娠・出産に至るまでの具体的な経過、患者さん本人を取り巻く環境、生まれたお子さんの健康状態について、お伺いさせていただきます。
移植後に妊娠・出産を経験した患者さんの研究は、他にも行われていますが、データベース(医師が収集した医療情報)を利用したものが多く、患者さんの現状や患者さんの生の声が反映されているとは言い難いのが現状です。
「どの病院で出産したらいいか?」、「不妊治療のためにどのくらい金額がかかるのか?」、等々、多くの患者さんが知りたいと思っているが、なかなか手に入らない情報を、患者会の皆様の協力を得て我々が収集し、世の中に発信することが本研究の大きな目的です。
ご回答いただいた内容は、詳細な分析を行い、研究成果として学会発表や論文発表をさせていただく予定です。また、一般の方に対しても公開し、患者さんに届く形で情報を発信します。個人情報は厳密に管理します。回答者個人が特定されたり、他の目的に利用されることはありません。 もちろん、答えにくい質問に対しては、無理にお答えいただく必要はありませんので、可能な範囲でのご回答をお願いします。
今後も、移植後患者さんの研究を進めて参ります。私どもの活動に少しでもご関心を持っていただけましたら、これからも是非、お力をお貸しいただければ幸いです。
この調査の趣旨をご理解いただき、是非ご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
研究責任医師 岡山大学病院 血液・腫瘍内科 藤井 伸治
研究分担者 岡山大学病院 血液・腫瘍内科 鴨井 千尋
研究分担者 岡山大学病院 産科・婦人科 樫野 千明
研究分担者 聖マリアンナ医科大学 産婦人科学 鈴木 直
研究分担者 藤田医科大学 造血細胞移植・細胞療法学 稲本 賢弘
研究分担者 国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科 福田 隆浩
研究協力者 日本骨髄バンク・評議員 大谷 貴子
研究協力者 岡山造血細胞移植患者会きぼう 山邊 裕子
対象
- 現在、18歳以上の方
- 造血幹細胞移植後(同種、または自家)に妊娠・出産の経験がある女性の方
- ホームページ上に掲載されている説明文書を読み、自由意思による研究参加の同意をご本人から頂くことのできる方(研究参加フォームの1問目を用いて同意を取得させていただきます)
調査方法
- Googleフォーム
(Googleフォームによる回答が難しい場合は、下記相談窓口までご相談ください。)
調査期間
- 2024年5月1日 ~ 2025年4月30日まで
謝礼
- 本研究に参加することによる謝礼はありません
参加方法
- 下記のフォームよりご参加ください。
その他、ご質問等ございましたら、相談窓口までお問い合わせください。
相談窓口
岡山大学病院第二内科
藤井 伸治(血液・腫瘍内科、輸血部)
鴨井 千尋(血液・腫瘍内科、輸血部)
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
電話:086-235-7767(平日9時~16時)
E-mail:zouketsukyoten@okayama-u.ac.jp